三重県 千戸 地蔵寺 顕教四仏石仏
千戸集落地蔵寺の無縁塔の上部に並ぶ三体の石仏。 三重県上野市千戸 当初は顕教四仏として作られたと考えられますが 現在、弥勒・阿弥陀・釈迦の三体が並び 薬師石仏が行方不明ということです。 無縁塔に並ぶ前はどんな状態だったのか知る由もありません・・・ 左から弥勒・阿弥陀・釈迦と並びます。 薬師石仏だけ何処か別の所で堂内にでも祀られていたとしたら ひょっこり見付かる事もあるかも・・・...
View Article三重県 阿山町 波敷野 地蔵半跏像石仏
長閑な田園風景のなかに在りました・・・ 波敷野区と近くの川合・大江区の共同墓地にある地蔵石仏です。 三重県阿山郡阿山町波敷野 六体地蔵を従えて威風堂々・・・ 蓮華座に坐す半跏像、頭光背は複弁蓮華文様。 足下の岩座は雲の様に見えます。 伊賀には未だこんな景観が残っていたんですね・・・ 素晴らし過ぎです・・・ 雪の頃にもう一度・・・
View Article三重県 寺田 清正寺の阿弥陀三尊石仏
寺田集落内、清正寺境内に阿弥陀三尊石仏の残欠が在ります。 三重県上野市寺田 阿弥陀座像は蓮華座上膝から上を欠損しており惜しまれます。 下部脇侍の観音・勢至菩薩は雲に乗っています。 体を九の字に曲げた動きのある表現が良いですね。
View Article三重県 比土 蓮華寺十三仏石
比土の蓮華寺からは少し離れた所・・・ 墓地に在る十三仏石です。 三重県上野市比土字高瀬 この辺りで十三仏石に出会えるなんて 思ってもいませんでした・・・
View Article三重県 蓮池 蓮生寺 阿弥陀座像石仏
上野市郊外にある蓮生寺の無縁塔の中に 一際目を引く阿弥陀石仏が在ります。 三重県上野市蓮池 日神墓地の阿弥陀石仏と類似するところから 「日神型」と呼ばれる阿弥陀石仏の中の一つ。 光背は頭光と身光を合わせた二重光背。 とても穏やかな表情に見入ってしまいます・・・ 他は殆んどが石塔や墓石・・・
View Article三重県 森寺 十三仏種子光背地蔵石仏
長隆寺から然程離れていない猪田神社横の 民家の脇に隠れる様にして在る地蔵石仏。 三重県上野市森寺 持錫宝珠型地蔵の光背部に 十三仏の種子が刻まれています。 右下の不動明王から最上部の虚空蔵菩薩まで 右左、右左と上がって行く型。 四角いお顔に切れ長の目、きりりと引き締まった口元 大和系のなかなか良いお顔です・・・ 傍らにはこんな石仏さんも・・・ 大木の影に隠れる様に・・・
View Article三重県 伊賀町 霊山の六地蔵磨崖仏
霊山寺奥の院参道(霊山登山道)に露出した 山型の岩に六地蔵が彫られています。 三重県阿山郡伊賀町 まるで富士を思わせる形の良い岩。 長方形の枠の中肩を寄せ合うように・・・ 急登の参道を喘ぎながら登り、この磨崖仏で小休止・・・ 此処から山頂までは傾斜が緩くなります。 霊山寺境内の見事な公孫樹。
View Article三重県 伊賀町 霊山 賽の河原磨崖仏
六地蔵磨崖仏から少し登ると 賽の河原と呼ばれる所に磨崖仏が在ります。 三重県阿山郡伊賀町 登山道からでもよく見える所に三体の磨崖仏。 磨崖仏に出会えると登りの疲れも吹き飛びます。 まぁ何と可愛らしい磨崖さん・・・ 傍らの木の根に捕り込まれた岩にも一体・・・ 落ち葉道が良く似合います・・・
View Article大和郡山城石垣 頭塔五尊石仏
大和郡山城の石垣に転用されている石仏・石塔・墓石等の中に 奈良市内の史跡「頭塔」の五尊石仏が在ります。 奈良県大和郡山市 五尊石仏は下向きに僅かな隙間をもたせて積まれています。 蓮華座上に中尊如来、脇侍両菩薩坐像と その背後に菩薩の頭部を彫った五尊石仏。 まさに頭塔の石仏です。
View Article謹賀新年
謹賀新年 三重県 上野市 荒木 明けましておめでとう御座います。 本年もどうぞ宜しくお願い致します。 平成二十六年 元旦 昨年は石仏との出会いも然る事ながら 良き人との出会い多き一年でした。 本年はこの「縁」を大切にして行きたいと思っています。
View Article三重県 上野市 伊賀街道の磨崖仏
以前、 中ノ瀬磨崖仏の前を流れる服部川対岸を通る 伊賀街道野仏の道にある磨崖仏群を紹介しましたが 未だ他に三体の磨崖仏が在りました・・・ まずは元旦に登場した金剛界大日如来磨崖仏。 三重県 上野市 荒木 街道沿いの物より状態は良いです。 見掛けるものの殆んどが阿弥陀・地蔵の磨崖仏。 大日如来の磨崖仏はあまりお目にかかれません・・・ 全体に丸みをもたせた彫りが和みます・・・...
View Article不明の双仏磨崖
久々の石仏今昔です・・・ 二十年程前に撮影したフィルムの中に写っていた磨崖仏。 すっかり記憶から消え失せていたものが漸く見つかりました・・・ 手掛かりはこの前に写っていたのが山添村の法楽地蔵磨崖仏 と言う事だけ。 この不明の磨崖仏でフィルムが終わっています・・・ よって、法楽地蔵からどちら方面に行ったかが全く見当付きません。 事あるごとに山添村近辺を走り回り...
View Article大和郡山城 二面石仏
大和郡山城内の柳沢文庫横にある二面石仏です。 冥府で亡者を裁く冥官と、地獄に堕ちた者を救済する地蔵を配した両面石仏。 奈良県大和郡山市 片面はご覧の通り 机を前にした冥官と 左に鉄棒を持った鬼、右に従者が彫ってあります。 もう片面は錫杖を捻り持ちした地蔵と 光背面に十王が彫られています。 地蔵さんの頭部が亡失しているのが惜しまれます・・・ 案外見過ごしてしまいそうな所に・・・...
View Article三重県 比土 蓮華寺十三仏石
比土の蓮華寺からは少し離れた所・・・ 墓地に在る十三仏石です。 三重県上野市比土字高瀬 この辺りで十三仏石に出会えるなんて 思ってもいませんでした・・・
View Article矢田山 滝寺跡多尊磨崖仏
大和田集落西北の矢田山中に滝寺跡が在り 寺跡に露出した安山岩に奈良時代の磨崖仏が彫られています。 奈良県奈良市大和田町矢田山 昔、火災に遭い岩面全体にわたって剥離・亀裂がみられます。 三尊仏が二組刻まれています。 六体の菩薩像は足元が僅かに残るばかり・・・ この尊像が一番良く残っているか・・・ 往時が偲ばれます・・・ 尊顔が残っているのは此れのみ・・・...
View Article柳生の里 山脇の阿弥陀磨崖仏(夜泣地蔵)
有名な柳生の疱瘡地蔵の手前、六地蔵磨崖仏の更に少し手前に 夜泣地蔵と呼ばれる石仏が在るのは知っていましたが 横倒しに埋もれて何が何やら状態だったので、あまり気にもしていませんでした。 この度その磨崖仏が阿弥陀磨崖仏である事を知り 改めて確認をしてきました。 奈良県奈良市柳生町山脇 風化した上に左半身が埋もれた状態でしたが 少し掘り込んで見ると何と無く阿弥陀如来に見えてきます。...
View Article柳生の里 個人宅の磨崖仏ー再訪ー
以前に訪れていましたが尊名が判断出来なかった柳生の里個人宅の磨崖仏。 この度、十一面観音の磨崖仏である事が判りましたので再訪して来ました。 奈良県奈良市柳生町 今回は磨崖仏の所まで登り、苔や地衣類を少し落としてみました。 以前の涎掛けは自然脱落していましたので外す手間が省けました。 桃山時代 慶長十四年(1609)銘...
View Article邑地町 下出墓地 多尊磨崖仏
何時も良く通る邑地の道。 車窓からでも見える下出墓地内に 多尊磨崖仏が在ったんです・・・ 奈良市邑地町下出 西面に刻まれた阿弥陀六地蔵。 江戸時代 寛永十八年正月十五日(1641) この下に湧水が在り、墓地の水汲み場になっています。 南面の阿弥陀如来。 桃山時代 慶長五年庚子十月十五日(1600) 他に線刻の五輪塔や梵字、沢山の小石仏が刻まれています。...
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