何時も良く通る邑地の道。
車窓からでも見える下出墓地内に
多尊磨崖仏が在ったんです・・・
奈良市邑地町下出
西面に刻まれた阿弥陀六地蔵。
江戸時代 寛永十八年正月十五日(1641)
この下に湧水が在り、墓地の水汲み場になっています。
南面の阿弥陀如来。
桃山時代 慶長五年庚子十月十五日(1600)
他に線刻の五輪塔や梵字、沢山の小石仏が刻まれています。
落日間際にだけ斜めから陽が射すのを見る為
寒い中、小一時間待ちました・・・
待っている間に蔓延った地衣類を
少しだけお掃除させて貰いました・・・
今まで気付かなかったのが不思議なくらい・・・